さぬきフィルムワークス主催の
無料上映会で観る。
エルサルバドルでの露店で働く
シングルマザー達が演劇ワークショップを通して、劇団を立ち上げるドキュメンタリー。
自分たちの過去をシナリオに
組み入れていく過程で、
自分たちの過去の苦しみや
トラウマに向き合うことになる。
虐待の連鎖、レイプや望まぬ妊娠、それでも強く生きようとする母。
一見明るく陽気に見えるが、
その傷は深い。
演劇セラピーがあるように、
演じることを通して、
自分が解放され、仲間達との絆も生まれ、各々に変化が見られる。
そして本番。
舞台をやりとげた彼女らは、
皆、女優であり、キラキラと
輝いていた。
正直、見ているのが辛い場面も
あった。
だけど、演劇という魔法を
見届けられて、良かった。