カカオ

雁の寺のカカオのレビュー・感想・評価

雁の寺(1962年製作の映画)
3.6
住職と
愛人と
修行僧




文芸作品でありミステリー、
火種が燻るようなストーリー展開。





和尚の厳しい叱責に耐える修行僧。
自分の生い立ちにコンプレックスを抱く。


















天井の龍は、天竜寺ですね。
直後の場面も駅名に「嵐山驛」と書いてあるのがわかりました。





若尾文子、
住職にサボりグセを持たせるほどに男を骨抜きする魅力。修行僧にも毒となる色気でした。厳し過ぎる修行僧への叱責に対して救いの手を差し伸べる。誰かの世話にならないと生きていけないといったセリフが印象的だ。




思い切った作戦を決行したもんだ。さすがに重た過ぎる棺桶で気づく筈ではないかと思ってしまいます。昔は土葬だったんですね。
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