パスカル

Mank/マンクのパスカルのレビュー・感想・評価

Mank/マンク(2020年製作の映画)
3.9
市民ケーンの脚本家をゲイリーオールドマンが演じた今作。
Netflixに上がるけど劇場に観に行って良かったと思える映像美だった。

ソーシャルネットワークのようなテンポで会話が進む+登場人物が多くて構造を掴むのが難しい+当時のハリウッドの歴史があまり分からない、ので市民ケーンを観てて内容を覚えていても付いてくのはハードル高い。というか自分は回想シーンが何を意味してるのか途中でやっと気づいた、もはやそんなレベル。

あと分かりやすいのは良い事だけど(回想)って毎回でるのはちょっと気になった。市民ケーンはもっと繋ぎのシーンも拘ってだと思うからその辺もリスペクトしてほしかった。

内容が理解できてないとこもあるかNetflixに上がったらまた観なければ。

言うまでもないけどゲイリーオールドマンは素晴らしい俳優だと思う。
ベッドにいるだけの画でも全然観れる。
フィンチャーってちょっと社会で生きづらい変人を、愛をもって描くことが多いけど、今回もそうだった。
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