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Mank/マンクのgesuのネタバレレビュー・内容・結末

Mank/マンク(2020年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

これはハードル高い。
市民ケーン見てないと何が何だかわけわかめ。予習必須。
フィンチャーおじさんの名作映画伝記作品。市民ケーン見てすぐ鑑賞。
脚本担当のマンクウィッツが監督のウェルズから脚本書き上げるために(足も折ってるけど)拘束されるとこから始まる。
明らかに白黒、時間軸がぐちゃぐちゃに変わってくのはモデル作品のオマージュだろ。
時代背景も考えるとアメリカの当時の政治情勢とメディア(映画も新聞も)が大きく関わったのがわかる。
フェイクコマーシャルを作ってしまった彼を思うと現在のカオスぷりはやるせない。

実際に市民ケーンはモデルの人物周辺のいわゆる持ってる層に潰されかけたわけで、マンクウィッツがクレジットに載せろと抵抗したのは最後の抵抗だったのかもねー
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