Shelby

Mr.&Ms.スティーラーのShelbyのレビュー・感想・評価

Mr.&Ms.スティーラー(2019年製作の映画)
2.5
美術品専門の泥棒と女優の詐欺師が、一発逆転の強奪計画に挑む姿を描いたクライムエンタテインメント。ロサンゼルスに暮らすアイヴァンは天才的な美術品泥棒で、依頼人である組織のボスからの指示を受け、これまで数々の盗みを繰り返してきた。しかし、そろそろ足を洗いたいと考えていたある日、狙いをつけた美術品のある家のパーティに潜り込んだアイヴァンは、女優でありながら、借金返済のために自らの美貌を武器に詐欺師として働く女性エリスと知り合う。互いの素性を知った2人は、それぞれのテクニックをいかした強奪計画を練り、手を組むことに。しかし、予測不能な事態が発生し、計画は徐々に狂っていく。

The普通。通常であれば盗みを働くシーンはドキドキハラハラさせる大事なシーンな筈だが、今作では緩急ないままヌルッと何でも割と簡単に盗めてしまっているので、特に盛り上がり所はなし。女優俳優陣は勿論ビジュアル的には大満足で、見ていて目は楽しい。だが、肝心のストーリー展開がイマイチ。

色眼鏡なしで評価してもこのスコア。
家族関係についても設定はしっかり作られているのにイマイチ活かしきれておらず。兄の精神疾患を患っていることが何に繋がるのかまでは描かれておらず特に放置。父との確執ももう少し丁寧に作り込めば面白い設定になりそうなのに…

ビジュアル最高で、中身が今ひとつ感じられない作品だった。
Shelby

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