ザ・ハントのtttのネタバレレビュー・内容・結末

　主義思想が入り混じった作品だとは思うが、冒頭から殺人殺人殺人の嵐でそれどころではなかった。主人公だと思った人間が殺され、またその次も同じように殺され、主人公の設定があるのかと途中まで不安であった。
　そういった感想はさておき、架空のマナーゲートを実現させた原因は人の思い込み。私自身にも大きく当てはまることだが、見ただけの情報をそこから深掘るわけでもなく、表面的な意味合いでしか捉えない。見えているものだけが全てと思いがち。本当に最近よく思う。人の話を聞いても1割くらいしか本質を理解していなかったり、やることの意味が明確でなかったり。このままだと自分の将来が不安である。ってなことをベラベラ書いたが90分という時間的にも感覚的にもあっという間で大変満足いく作品だった。