先の読めない展開が退屈をさせないB級なアクションホラー。痛快ってほどでもないですが中弛みがないせいか「深夜にTVつけたらついつい最後まで観た」感じ。
広大な森の中で猿ぐつわをされた状態で目覚めた男女12人。お互い知り合いでもないし、ここがどこか分からないし、どうやって来たかも分からない。突然、攻撃を受けて次々と殺されていく人狩りゲームが繰り広げられる中、差別や陰謀論など某Q信奉者ウケを狙ったようなアメリカの闇もチラチラと感じさせるサバイバル劇、でした。
“安い、うまい”ホラーを産み続けてくれるプラムハウス・プロダクションズの作品です。低コスト制作でも安定したクオリティをお届けって大事ですよね。
89分という時間の尺も素敵。