ジェイティー

シャン・チー/テン・リングスの伝説のジェイティーのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

主人公シャン・チーは謎の多いアイテムであるテン・リングスの力で1000年生きてる父親から暗殺者として育てられるが最初の任務後に離脱しアメリカで静かに暮らしていた。
しかし10年経って父親が送り込んだ刺客と闘ったことで捨て去った過去と父親、亡くなった母との思い出と向き合う事になるお話。

指パッチン後の世界でまたまたとんでもない力を持ったヒーローが誕生したわけですが、公開前は主人公割と地味な人だなぁと、そんな風に考えていた時期が自分にもありました。
けれど実際のところかなり面白かったです。
アクションは幼少期から見慣れ過ぎているマーシャルアーツなのでこれといって特筆する所はありませんが、相変わらずマーベルはヒーローのビギンズを作るのがうまいと思います。
また、ヒロインがこれまでとは違うタイプなのですが中々チャーミングでして、また本編ではトリックスター的役割もあり、魅力的なキャラクターだと思います。

今回は意外なキャラクターが再登場したりと見所も多々あり、
コメディシーンで緩急はしっかりついていましたし、
クライマックス戦ではテン・リングスを所有する父に対し、母の技で対抗したり、敵たちと共闘したりと熱い展開も盛り沢山。

次回への期待を残すような謎があったり新しいフェーズも期待できそうです。