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青葉家のテーブルのkazu1961のレビュー・感想・評価

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)
3.9
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-669
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋ゆるりと感動できる、温かで優しくて、そしてちょっぴり青春の輝きを感じる素敵な青春映画です。“好きなことをやって、好きな人と一緒に生きていきたい。。。”そんな夢が叶うと希望を持たせてくれる作品ですね!!

🖋公式サイトのイントロを見た時点では『かもめ食堂』のような大人のゆるい生き方を描いた作品と思っていましたが、これが素敵な2世代の青春ストーリーでした。“自分の好きなことをやっていく人生”“自分の好きな人と歩んでいく人生”そんなことをテーマに描かれた作品です。

🖋 シングルマザーの春子(西田尚美)と春子の旧友知世(市川実和子)の2人で描いた夢と現実の人生、知世の娘・優子(栗林藍希)の自身の生き方への葛藤などが、北欧テイストたっぷりの青葉家、世界中の雑貨をミックスしてつくられた食堂“満腹”、レトロな美術学校、美味しそうな料理の数々。。。これらのこだわりのある世界観と巧くミックスされながら描かれています。全編を通してゆるりと優しく、そして瑞々しく描かれているので、心に温かさを感じる作品でした。

🖋本作、月間200万人が訪れるECサイト「北欧、暮らしの道具店」と青春のきらめきと葛藤を繊細に描き出す監督・松本壮史タッグで描かれた作品です。未来がわからない若者たちと、現実の世界にいる大人たち。そんな異世代でも世代を越えた共通点があり両者はつながっているということを巧く描いた作品です、

😌Story:(参考:公式サイト)
シングルマザーの春子(西田尚美)と、その息子リク(寄川歌太)、春子の飲み友達めいこ(久保陽⾹)と、その彼氏で小説家のソラオ(忍成修吾)という一風変わった4人で共同生活をしている青葉家。夏のある日、春子の旧友の娘・優子(栗林藍希)が美術予備校の夏期講習に通うため、青葉家へ居候しにやって来た。そんな優子の母・知世(市川実和子)は、ちょっとした"有名人"。知世とは20年来の友人であるはずの春子だが、どうしようもなく気まずい過去があり…。

🔸Database🔸
・邦題 :『青葉家のテーブル』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 2021
・日本公開 : 2021/06/18
・上映時間 : 104分
・受賞 : ※※※
・監督 : 松本壮史
・脚本 : 松本壮史、遠藤泰己
・原作 : ※※※
・撮影 : 後藤武浩
・音楽 :
・出演 : 西田尚美、市川実和子、栗林藍希、寄川歌太、忍成修吾、久保陽香、上原実矩、細田佳央太、鎌田らい樹、大友一生、芦川誠

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
ECサイト「北欧、暮らしの道具店」で2018年4月より配信された短編ドラマ「青葉家のテーブル」を長編映画化。シングルマザーの春子と息子リク、春子の飲み友達めいこと、その恋人で小説家のソラオという4人で共同生活を送る青葉家。ある夏の日、春子の旧友である知世の娘・優子が、美術予備校の夏期講習へ通うため、青葉家で居候を始める。ちょっとした“有名人”の知世とは20年来の仲となる春子だったが、2人の間には気まずい過去があった。配信ドラマ版に続いて西田尚美が主演を務め、青葉家の個性的な面々を「滑走路」の寄川歌太、「ヘヴンズ ストーリー」の忍成修吾、「見栄を張る」の久保陽香、春子の友人・知世を「コンセント」の市川実和子がそれぞれ演じる。映画オリジナルキャストとして上原実矩、細田佳央太、片桐仁らが参加。監督も配信ドラマ版と同じ松本壮史。
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