期待しすぎたのか、それともMCUはこれから尻すぼみになってくるのか。。
笑いあり、愛あり、涙あり・・とかいかず、最後はシリアスもあるが、ボケ多めなコメディー映画。
タイカ・ワイティティらしさ満載ではあるが、ところどころではB級コメディーにみえてきた(コスチュームがピカピカすぎる)あえての狙いだったかもしれないが、全体がフザけすぎてシリアスが入ってこなかった。
今回のよかった点は、敵役(ゴア)のクリスチャン・ベイルの演技、そしてシリーズ復帰のナタリー・ポートマンも嬉しかった。2人の幸せだった時間、別れの瞬間も描かれたのはよかった。
さらにラッセル・クロウの登場、カメオ出演で、クリス・ヘムズワースの実弟ルーク・ヘムズワースとマット・デイモンと豪華。
神々の世界も、最近のMCU作品ではマルチバースも、なんでもあり感が強くて、作品の統一性に欠けているように感じる。
特に本作は前回のマイティ・ソー バトルロイヤルと比べるとツェッペリンのImmigrant Songのような山場の高揚感は得れなかった。。。
個人的にフェーズ4作品がフェーズ3を超える作品がない。
今後も続々と発表を予定されているが、どこまで期待できるのか。
ソーがどこまで戦ってくれるのか、楽しみのひとつではある。