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ソー:ラブ&サンダーのEPATAYのレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.5
フェーズ4のラインナップが発表されたときに一番楽しみにしていた作品だったのだが、ちょっと残念な出来だった。

駄作とかワースト級とかでは全然なく、楽しめはしたのだが、ストーリー、ギャグ、アクション、音楽etc...全てが期待の2つくらい下をいくような感じだった。

まずストーリーだが、ここに至るまでにかなりの喪失を経験したソーがガーディアンズの面々と旅を共にすることで生きる希望を見出していく的な話なのかと思いきや、早々にガーディアンズからは離脱し、ジェーンとの極々小さな物語に。

それはそれでいいんだけど、アンマッチなギャグが邪魔をして悪い意味で物語が軽くなって緊張感が全くない。エンドゲームまでのソーの話にすら影響を与えかねない。

アクションも目新しい楽しさはなくて、ゼウスとの戦いも影の星の戦いもイマイチボルテージが上がってこず。

安牌に落ち着いたような作品だった。
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