このレビューはネタバレを含みます
marvel映画でこんな気持ちになったのはすごい久々です。全然悪くなかったとは思うんですけど、いかんせん気持ちが乗らなかったです。うーーん。なんでだろな。個人的にソーは1.2もあんまり好みじゃなかったんですけど、タイカワイティティのラグナロクが本当に好きすぎて期待値が上がり過ぎてたのかなぁ。ちょっと残念でした。だから、今回はこの違和感の原因であろう点に分けて感想書いていきますっ!!
1つ目は、コメディの割合が多過ぎたのかな。それこそタイカワイティティが作ったソーの短編映画のノリで長編映画作ってんなって感じがして、気持ちがソワソワしちゃいました。クリスマスに見るファミリー映画みたいなぬるさ。それが良さではあるし全然好きなんだけど、ギャップが良くなかったかな。想像と違い過ぎて、戸惑って楽しめなかった感が否めないです。
2つ目は、ピリピリする時間が他のmarvel映画より少なかったことです。クリスチャンベイルのゴアは圧倒的怪演でめっちゃ良かったんですけど、戦場で子供を戦わせたりと割とずっと笑いを入れてくるので、ふわふわしたまま終わっちゃったなって思いました。
大きくこの2つが合わなかった理由だと思います。ただ、もちろん好きだったところもあるので、つぎはそれを書いていこうと思います!!!
タイトル回収はすごい素敵だと思いました。ラブアンドサンダーのラブはジェーンとの愛じゃなくて、まさかの家族愛。クリヘムファミリーをはじめ、ゴアと娘、コーグとドウェイン、ゼウスとヘラクレス、アスガルドの子どもたちを思う親、ヘイムダルとアクセル、改めて思えば今回の映画のテーマが家族なのは、ごく普通のことだと思えるぐらい映画の中で潜んでいました。ほんま綺麗やな。なんかこういうことしてるのもすごいワイティティっぽいです。
笑い要素が多いっていうのを良くなかった点で上げたんですけど、想像とのギャップがあって嫌だっただけで、多分もう一回見たらすごく好きな点に変わると思います。ストームブレイカーとかに感情を宿らせるのはすごい面白かったです。とかムジョルニアをベッドに入れるとことか、まあこの辺りが短編臭を感じさせた原因ですけど。
ジェーン死んじゃうのか。ちょっと早い引退よね。悲しいな。
ただ、もう個人的に復活はしないでほしいな。このままヘイムダル一緒に安らかに過ごしてほしいです。ジェーンが復活しちゃったら、インフィニティウォーで命を張って頑張ったヘイムダルも復活できてしまうような気がして、あの頑張りが安く見えてしまうからです。
あと、暗黒の世界での戦いはすごい洒落てたと思います!!あの白黒感だけでもかっこいいのに、雷鳴とかはちゃんと色がついてて、そこの対比が本当に綺麗でかっこよかったです!!
ホークアイ、アントマン、トニーに続きまさかのソーがパパヒーローの仲間入り。今後が楽しみだなあ。そろそろグルートが成長して大きくなっちゃうから、ロケットグルート枠にラブアンドサンダーが入るんだろな!
特に他のmarvelヒーローのカメオ出演があったわけでもないのであんまり考察できることはないんですけど、感想が案外止まらなくて、もしかしたらもう一回見たら評価が変わる予感もしてきました。
ソー5で、ジェーンが考えた決め台詞をソーが言い放ってくれるのを楽しみにしてます!!
まさかまさかの
“Thor will return”
p.s. 未公開シーンのマンティスが自分に暗示をかけてるのがめっちゃ面白かったです。ぜひ見てみてください!