aka黄屑

ソー:ラブ&サンダーのaka黄屑のレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.5
『ソー:ラブ&サンダー』(22年)観了。迷走期に入ってるMCUはタイカ・ワイティティの調子も狂わせてしまった感。コレゎ『ソー:ガンズ&ローゼズ』wでヴィラン起用の超大物クリスチャン・ベイルはMarilyn Mansonが演ぢても大差なかったであろう無駄遣い。但しナタリー・ポートマンを再起用してくれたことが作品を救ってる。ダーシーもミークもステラン・スカルスガルドもちょっとだけ出てる!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面子も序盤勢揃いで、あのままジェイムズ・ガンが降ろされてタイカ・ワイティティが引き継いだ別世界線のGotGもココで擬似体験。
11年が第1作だった『ソー』が11年続いて4作目が作られたことは初期からのファンには有難いことだし、MCU内で"バトンタッチ"が続く中クリス・ヘムズワースのソーはまだ続きそうなのは嬉しい。
監督と共同脚本のジェニファー・ケイティン・ロビンスンは88年生れと若いのに脚本は4作目で監督も2作(ウチ2作ダブリ)の有望株。
ゴアの娘役がクリス・ヘムズワースの実の娘でニュー・アスガルドの子供達をスタッフの子供達が演ぢてるのはコロナ禍故の対処法だったのかナ。
全体的なMCU沈下のムードとは別に『ソー』シリーズはタイカ・ワイティティが撮った前作の世評がIMDb7.9/メタスコア74と圧倒的に高く、1作目・2作目は本作とホボ同ぢ。でも約10年前は有難かったアメコミ映画が"フツー"になってしまった今は観る側もスレてしまって鼠ー帝国とのギャップが広がってるんだろうナ。そーゆー意味で次作の"切り札"であることが望まれてる『ブラックパンサー』の出来が命運を握ってることに注視。
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