LilyK

ソー:ラブ&サンダーのLilyKのレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.6
ついに主人公がマイティでないソーになった本作。(ジェーンがマイティソーになったため。)ソー単独作は3作目が絶頂期だったかなぁ、と。
冒頭から、どうしてもキャスティングミス感が否めず、物語に入り込めない部分が。どう見てもラブちゃんがソーの娘にしか思えず(そっくり父娘なヘムズワースさん)、そこで置いていかれてしまった…。ヘムズワース家から5人出演の演出自体は面白いのだが…。
恐らく意図的に、エンドゲームと同じ構図を用いている場面が複数あり、それが逆にくどくて好きになれなかった。
ガーディアンズは思ったより出番は控えめ。コーグ、ヴァルキリーといった前作からのお馴染みキャラクターが活躍。そして本作ではやはりマイティソーとなったジェーンの活躍がとても印象的。彼女の活躍を期待して観たけれども、期待以上のヒーローっぷりにしびれた。
ワイティティ監督らしいコメディシーンは笑えるものも多かったけれども、やはりくどいと思えるものも多くて、とにかくヤギがうるさくて物語に集中できなかった…。途中、受け入れがたい展開もあり、個人的には刺さらない作品だった。
ソーは単独作品よりも短編、あるいは群衆のなかでこそ魅力を発揮できるキャラクターだと思うので、アベンジャーズ5への登場、そして活躍を期待。
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