すいかのたね

ソー:ラブ&サンダーのすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ギャグとシリアスのバランスは前作の方が良いと思いましたが、今作も中々良かったです。主にはナタリー・ポートマンと戦闘シーンが良いですね。

ストーリー
宗教の信者が神様に裏切られて神殺しに目覚めてしまった感じ。まあ同情の余地はあるけど、神様が大体ギャグテイストに描かれていたのがちょっと残念かな。これならまあ神殺しされてもしゃーないんではって思ってしまいました。神話でも神様は身勝手らしいですね。
一方ソー側はソー自体にそんなにドラマは無くて大体ジェーンを巡ってのお話。これは結構良かったです。運命は変えられなくてもやらないといけないことがあるというジェーンカッコイイ。
監督の意向かギャグは多めですが正直そんなに刺さらなかったかも。前作は塩梅が良かったのですが、今作は導入がちょっとシリアスで、そのワリにあんまり神様の事情や敵側の事情を掘り下げないので、全体的にのっぺりした印象を受けました…まあでも個人的には3作目以降のノリ良いソーの方が好きです。

バトル
概ねいいですね。特にハンマーバラバラで散弾みたいに攻撃したのはナルホドって思いました…もっと使って欲しかったかな。剣の壊し方にも工夫があって良し。ソーのパワーを授けるというのは『それ出来るんならアベンジャーズも強化できるんでは』と思わなくはないけど、アイデアとして中々面白かったと思います。ヴァルキリーの剣技ももうちょっと見たかったな。

ちょっとファンの補正が入ると思いますが、それなりに良かったと思います。ナタリーポートマンはやっぱり綺麗ですね。
すいかのたね

すいかのたね