椎良

ソー:ラブ&サンダーの椎良のレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.4
〈辛い経験を経て尚、ソーはヒーローを続けていた。そんな中、神が次々と殺されている事を知る。ニュー・アスガルドにもその矛先は向けられて…
そして、居合わせたのはムジョルニアを手にマイティ・ソーと化した元カノ: ジェーン・フォスターだった!?〉

MCUオリジナルメンバー、単独四作目に突入。タイカ・ワイティティ監督作、ナタリー・ポートマン演じるジェーンが再登場。

それぞれの離別と愛。作品が続く限りソーは悲惨な運命に遭い続けるのだろうか…?前作同様のコメディテイストで進んでいく一方で、独特のウザさが露呈している部分も。
個人的に武器とのやり取りはあんま乗れなかったが、ムジョルニアは飛び道具としての魅力が増してかなり好き。

キャラ扱い諸々が雑だったり ソー自身のパワーアップが無かったりで減点部分はまあまあ多いが、クリスチャン・ベール演じるゴアのキャラクター性は別。ソーが最後の最後に負けを認めた部分も感慨深い。

ソーの世界の拡張には成功しているものの、ストーリー自体は起伏が無く薄味。
今後、雑な死者復活展開とかやると瀕死のMCUが真に終わりかねないな…と考えるがどうだろう
椎良

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