サマータイムブルース

ソー:ラブ&サンダーのサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.9
「マイティー・ソー」シリーズ4作品目
前作からタイカ・ワイティティ監督が続投
自らコーグ役も熱演
コメディ路線も継続されてて、やっぱ、メチャ面白い

ギャグ満載で、ずっと笑わせてくれるんだけど、ラストはうるっとするシーンもあって、満足度高めです

今回のヴィランはゴア(クリスチャン・ベールさん)
冒頭、飢饉で我が愛する娘を亡くすシーンから始まります
神の声に導かれてオアシスに立ち寄ったゴアは、そこでラプー神と出会い、驚愕します
ところがラプー神は慈悲深いどころかゴアを嘲笑い、酷い態度を取ります
ネクロソードという神を殺せる剣を授かったゴアはラプー神の首を切り落とし、神殺しの旅に出かけます

ちなみに、ゴアの娘を演じたのはクリヘムの実の娘さんだそうです

前回に引き続き、アスガルドで奇妙な寸劇をしていたのは、実兄のルーク・ヘムズワースさん、マット・デイモンさん、サム・ニールさんに加えて、新たにメリッサ・マッカーシーさんも登場、笑っちゃいます

今回の目玉はなんといってもソー(クリス・ヘムズワースさん)の全裸シーン!!
ソー達はゴアと戦うために神の集会所に行って、全能の神、ゼウスに謁見して協力を仰ぎます
ところがゼウスはぽっちゃり体型の事なかれ主義に堕落していて、言う事を聞いてくれません
そこでソー達と神の戦いが始まるのですが、ゼウスが「ヒョイ!!」と言うとソーの衣服が剥ぎ取られ、全裸になります
画面ではその後ろ姿しか拝めませんが、ゼウスの側近の女達は前からソレを見て全員気絶しちゃうの笑えました
私も前から見て気絶したかった♡

ちなみにゼウス役がラッセル・クロウさんだったのは、全く気づかなくて、後から知ってびっくり
あんなぽっちゃりしてたっけ!?特殊メイク!?
「グラディエイター」の面影は微塵も感じませんでした(笑)

ソーの武器であるムジョルニアは前回の戦いで粉々に破壊されて、アスガルドの観光の目玉として展示されています
ところがソーのかつての恋人ジェーン(ナタリー・ポートマンさん)が手に取ると復活します
ソーがソレはオレのものだと欲しがると、今の武器のストームブレイカーがいちいち反応して嫉妬するの可愛い(笑)

これだけ見ても楽しめると思うけど、やっぱ、シリーズは抑えといたほうがいいかも
面白かったです