owlマン

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのowlマンのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

チャドウィック・ボーズマンのご冥福を祈ります。
最初はそういった設定の映画に出演されるのかな?と現実を受け止めれませんでした。素敵な作品をありがとうございました。

OPで静かに【MARVEL】が出た時は、
本当に苦しい始まりでした。


今作は“ブラック・パンサー”“国を治める王”とは?と問いかけてる作品でしたね。


“ブラック・パンサー”とうたっているけど、出てくるのは結構後半でした...。それでもオコエや、リリ(アイアンハート)のアクションも凄く迫力もあって、ブラック・パンサー登場までワクワクしました!槍は気高いですね!


最近のMARVEL作品はヴィランに感情移入してしまいます...ゴアやスカーレット・ウィッチのように。
今回のネイモアも良かったです。国王としての風格や、先導者として戦うのは敵ながらカッコよいと思いました。

タロカン帝国が、ヴィブラニウムを所持していても、ワカンダのような文明が進んでおらず、武器が槍とか盾とかなのが、たまらなく良かったです!

シュリの闇落ちした気持ちも少しわかります。ティ・チャラ王が亡くなり、助ける事もできず、最後は側にいれなくて、気持ちも整理できずに、壮大なお祭りのような国民総出の御葬式(お国柄だと思いますが...)があると...思いますよね。

“王”の風格がまだ薄いので、“ブラック・パンサー”としては、まだまだ荒削りでしたね..これから強くなるだろうな~

“兄”“母”の御葬式で涙を流さなかった、
シュリが一雫の涙を流したの...ぐっときました。

最後にとある人物の登場で『あぁ...そうか...“ワカンダ・フォーエヴァー”...だなぁ』
とひっそり噛みしめました。
owlマン

owlマン