ぐれーぷ

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのぐれーぷのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から涙ぐんでしまった。
二年前に亡くなったチャドさんと映画の中のティ・チャラの亡くなり方がシンクロしていてまさか治療中のところからやるなんて思ってなくてSNSで流れてきた訃報ニュースにただただ呆然とした時が蘇ってきてしまった。

シュリ…自身の専門分野で救えなったなんてやるせない。

MARVELのロゴがティ・チャラだけで静かに泣く

ラモンダ様カッコよすぎる
襲撃してきたフランスの兵士を捕虜として生かして連れてくるし。
ワカンダのヴィブラニウムを狙って列強他国が取り上げようとしてるの今私たちの生きてる世界までの人間の歴史で必ずやり続けてるからこの問題に真摯に向き合ってた。
舐めてる国の資源を根こそぎ欲しがって戦闘しかけるからな…そんなの分け合えないよ…

海底人の襲撃怖すぎる
セイレーン攻撃で催眠からの身投げさせるところホラーだよ。
タロカンの住処はマヤの歴史をすこしでも噛んでたらさらに面白かったんだろうな。
あの絵文字や玉座なんかも再現されているようでとても制作陣の本気を感じた(鑑賞後調べた)
タロカン人の挨拶(ククルカンに向けてだけ?)かめはめ波だー!!(実際の壁画に残ってる)

ネイモアは古臭い風習や考えに囚われすぎていない若い王女を自信に取り込んで同盟組みたかったんだろうな。母親のブレスレットいきなり渡してるから打算だらけで震えたけどシュリは全くなびかず冷静に判断してたのがIQ高い展開でよかったな。

ラストのカットも負けたけど時間かけてこちらを頼ってくる時まで待つみたいな気概が見えてわろた
数百年も生きてる存在なので老成してるから次節点でた時どう出るのか怖い

オコエ様フォーエバー!隊長解任されたあとはワカンダの特殊部隊に転向かな?
ナキアスーパースパイつよ!すき!

一方シュリの個人的な怒りと国を背負った女王としての証明までをティ・チャラの喪失感を一緒に克服していく映画でした。
悲しみもあるけど兄の子供がいた事でひとりぼっちじゃないし兄の忘れ形見が存在するという希望もあってよかった。ラモンダ様も会ってたとの事だけど中盤でナキアのいるハイチを訪問した時に案内してくれた子の中にいたらしく…っ!あのあと紹介したのかなと。ナキア単独でここまで…ほんと強いよ

(しかし王政もうきつくない?とも思ったり。ウンジャダカと同じく国の外で育つけどワカンダのことも知ってて戦争に巻き込まれず成長できるのはいいけども。今後作られる話で変わっていくかもしれない。)

あとウンジャダカにあそこで再開するとは思わずびっくりしたけど話の流れ的に復習に取り憑かれたシュリに似てるのはキルモンガーなんだよね…
てか、白い服きてたのも衝撃

突然いなくなってしまったチャドさんとティ・チャラへ喪にふくす映画でした。ありがとう。見れてよかった。
ぐれーぷ

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