MizueTakadaka

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのMizueTakadakaのレビュー・感想・評価

3.6
前作で主演のチャドウィック・ボーズマンさんがなくなる前から、リリとネイモアが登場し、ワカンダとタカロンが戦いになる…。というプロットはあり、その大きな流れはそのままに、チャドウィックの死という現実を、どう受け止めたらいいのか…という更に大きなテーマがメインとして加わることになった作品…。

私としては、それを踏まえると、うまいこと次作に繋がるように仕上げたなぁ…と感心いたしました。

前作の主人公ティ・チャラの妹シュリが、今作では主人公になることになりましたけど、シュリの物語…としては、中途半端な終わり方な気もした…。
というか、前作でのシュリの魅力とか、シュリらしさみたいなのが、あんまり蘇らないまま終わっちゃった…みたいな。

結末どうなったのか若干、濁されてたようにも思う…。
今後いろんな展開ができそうなように、あえてしているのかな…って気がした。

シュリ役の方、撮影中の事故で後遺症があるようなので今後、激しいアクションをやらせるような役は正直、厳しいんじゃないのかな…という心配もありますし…。

今作を観てシュリは「シュリ」という作品の主人公としてシュリらしさを取り戻して帰ってきて欲しい…とか、そんな風に思ってしまいました。

今作では母親のラモンダ女王が思ってたよりも、ずっと活躍していて印象的でした。

新キャラのネイモアは、映画見る前から好きだったけど、映画観て更に好きになりました。
個人的には、惚れっぽい性格でトラブルを起こすのを、面白く観たいな〜…というのが今後の希望です。

リリは…前作でゆうシュリっぽい…。ってゆーかキャラ被りじゃね?とか思った(^o^;

あとはナキアが指パッチンの後、どうしてたのか、サノス戦に参加しなかったのも気になってたので、そこが私の期待通りな感じで伏線回収されたのが、嬉しかったですね。
そういやスパイ活動中の紛争が、ディズニーアニメ映画のミラベルのコスプレでしたよね?

それにしても女性の活躍が目立つ作品だったという印象。

ロスは個人的にタイプなので、もっと活躍して欲しかったです(笑)

重い内容なので、観ていて楽しいヒーロー映画…って感じではないのですけど、自分としては、ソーのようなコメディとか壮大でファンタジー過ぎるよりも、こっちの路線のMCU作品のほうが好みだったりはします。
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