ふっくー

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのふっくーのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

MCUフェーズ4最新作であり、「ブラックパンサー」の続編。突然の訃報チャドウィック・ボーズマンが亡き後、彼がいてこそのブラックパンサーであり、代役など考えられない完成された作品であった前作の続編ということで、非常に難しかったと思いますが、彼の死の追悼を込めた3時間の映画として完成させたのは本当に感謝でしか無い。

フェーズ4はドラマ推しが激しくて、正直映画もパッとせず、MCU熱が以前より薄れてしまっていましたが、今作は久々にもう一度映画館でみたいなぁと思える作品でした。
今回はお決まりの多作品とのクロスオーバーもほぼなく、前作「ブラックパンサー」しか見ていない人でもちゃんとわかる正統派な続編でしたね。

お馴染みのMARVELロゴのオープニングは無音と共にチャドウィック・ボーズマンを映したものになっており、そこだけで悲しくなった。本当に亡くなってしまった事が今でも信じられない。

突然すぎたので、CGなどでちょっと出てくるかとも思いましたが、そんなことはありませんでしたね。過去作の彼が映る断片的な映像のみでしたが、この映画には確かにティ・チャラ国王「チャドウィック・ボーズマン」がそこにいました。

原題がBLACK PANTHERがメインではなく、「WAKANDA FOREVER」が強調されているのも素晴らしいよね。日本の邦題でもそっちを強調してほしかったなー。




今回のヴィランは是非ともDCのアクアマンと戦ってほしい海の戦士たち!!その親玉が足首に天使の羽パタパタさせて、海パン一丁という容姿なのに、戦ったらまぁかっこいいんだわ笑。めちゃくちゃ強いしw

冒頭の海底から襲いくるシーンはBGM含め非常に恐ろしく描かれており、強大な敵がワカンダに迫ってきているという危機感も非常に緊迫感があっていい。部下たちが青塗りの人たちなので、12/16公開の「アバター」の続編と間違えそうですね笑。万が一「アバター」がそこまでヒットしなかったなんてしたら、ご都合主義漢ジェームズ・キャメロンが「あの青塗り戦士は私的に良くは思わないね!」とか言ってきそうで怖いですね。笑

前作からアベンジャーズシリーズで完全に推しキャラになったオコエですが、前半は非常にお茶目な面も見せつつ、最後はやっぱりワカンダの戦士として頼もしすぎる活躍をしてくれるので最高でしたよ。
復讐に燃えるシュリに助言(してくれたと個人的に思ってる)をするキルモンガーもすこーしだけ出てきます。最高です。

そして、最初から最後まで、正しいことしか言わない影の立役者エムバク!!!なんなんこの最高のゴリラ!!!!
最後の決戦も棍棒振り回して対等に戦ってるのも冷静に考えてヤバすぎるだろwww

MCUお馴染みとなったエンドロール後のおまけ映像はなかったですが、
エンドクレジット後は非常に今後のワカンダ国を明るくしてくれるサプライズ演出があるので見逃さないように!!

我らの友
チャドウィック・ボーズマンに捧ぐ

ワカンダフォーエバー!
ふっくー

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