marvel作品の中で前作がトップクラスで好きなだけに期待と不安が入り混じっていた今作
チャドウィック・ボーズマン亡き後の設定が良く出来ていたと思うし
作中でのティ・チャラの映像の使い方が上手い。
故人に対する哀悼の意とリスペクトに溢れているところがとても良かったしグッとくる。
でもブラックパンサーにあった新しさとかワクワク感、観終わった後の高揚感がなくて
まぁそうなるな…の連続なのがやや残念。
良くも悪くも期待通りではあるけど期待値を超えられてないなーとも思う。
キルモンガーに匹敵する敵って？いうのにタロカンの設定はさすがやなって思うし
ククルカンの背負う物とかバックボーンからの行動にはひたすら肯定感しかない。
南米古代文明が好きなあたしとしては古代マヤ人の末裔っていう設定にニヤリとするし
壁にマヤ文字があったり当時の球技やってたりするシーンにテンション上がる。
でもなんでわざわざ肌青くする必要あったのか分からん。視認性強化？アバターにしか見えなくてうーんってなる。
ご多分に漏れずこれから続いていくんやろうと思うし続けていけるように上手く繋げたなって思うけど
これからのワカンダの行く末にめっちゃ不安が残る。
良く言えばこの先どんな展開にも出来るってことなんやけど果たしてブラックパンサーを超えることが出来るのか疑問。
あと独り言やけどククルカンが空を飛べる設定はいいとしてあんなちっこい羽が
足首に生えてるだけで空飛ぶとかバランス取れなさ過ぎて無理やろ！
