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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのamiのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ひたすら辛くて悲しい映画だったからもう一回は観ないかな…。
オープニングから涙を堪えるのが難しい。聞こえる風の音も寂しくて、後々どういう意味なのかわかった後は少しだけ癒された。
今回の敵(という表現はそぐわないが)、ククルカンも、海洋帝国のタロカンも魅力的で、彼らの過去を考えると憎むことはできない…でも脅かされたら戦うしかないよなあ〜戦争ってそういうもんなのかなあ〜と非常にやりきれない気持ちになった。

シュリちゃんも始終怒りと悲しみに満ちてて、幻覚にキルモンガーが出るのはさもありなん。でもキルモンガーは好きなので嬉しかった。
回想シーンでありし日のティチャラとシュリちゃんの姿を見て、そういえば明るくて沢山笑う子だったなと思い出して今との違いにまた泣いた。

プラスの意味での涙を流したのは、シュリが停戦の報告をしに現れた時、それでいいというように頷いたエムバク様を見た時。今回のエムバク様は唯一の精神安定剤。

オコエも、女王に責め立てられて将軍を辞したまま女王と和解することもなく亡くなったから切ない。

なんか、色々もっとなんとかならんかったんか?!

全然関係ないけど今回チネチッタグループ100周年のキャンペーンで1100円で鑑賞した。チネチッタ100周年おめでとう。
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