このレビューはネタバレを含みます
パリの下町を見下ろして映画が始まり、
少しずつ遠ざかっていく映画の終わり。
おしゃれなフランス映画の原点とも言われる
有名なシーンだったみたい!🇫🇷🎞
当時、トーキー映画の登場って
衝撃的で感動的な出来事だったんだろうな…
真新しく珍しいトーキー映画だからこそ
あらゆる音を氾濫させていた作品が多く、
一方のクレールほど映像と音を対比させ
その技術的処理をもつ監督はいなかったそう。
例えば、屋根の下で主人公たちが
言い合うシーンでは、電車が通る音で
会話をかき消したり。
どんなふうに言い合っているんだろって
観客に推測させながら、
いかにも口論しているって想像できる
わかりやすい喜劇には
思わずクスッとわらっちゃう🥲🥲
観てきたなかで1番古い映画だったかも。