去る者は追わず、戻る者拒まず
大人のエゴと子供の幸せは同時に成り立つんだろうか。
「母親」という基準はなんだ。産むこと?育てること?
助けを求めることすら選択肢にない状況を知る茜が懇願する姿は、目…
育てられなかった母親と産めなかった母親がたどり着く“解決策”は「みんなが子供の母親」という島の文化が後押しするものでもあったかもしれない。“二人”の母親が対峙し理解しあい和解して互いの葛藤を乗り越え…
>>続きを読むご当地映画だし、つたないところとか、ベタだなぁと思うところはある。
でもそれ以上に、母親とは何であるか登場人物によって模索され、子どもとはみんなで育てるものだという彼女たちなりの「母なるもの」に向…
家族、親子、そして子どもにとっての幸せとは何なのかを終始考えてしまう作品だが、重苦しさや堅さは一切感じない。感情の深いところを刺激されたように自然と涙が溢れてきます。
実の息子を捨ててしまうほどに…
このレビューはネタバレを含みます
試写会にて鑑賞。
元々観たかった作品だったのでとても楽しみにしていた。
山田真歩さんのお芝居に期待して観ました。期待通りの素晴らしい自然なお芝居でした。貫地谷しほりさんはお顔立ちが美し過ぎてまだナチ…
貫地谷しほりの自分を抑えた演技と、山田真歩の自分の感情をたたきつける対象的な演技。
それは幼い子どもを捨てようとした自分、愛されてこなかった自分に自信が持てない実母であり、
かたや、7年育て上げた事…
いやぁ、この作品も色々考えさせられた。産みの親と育ての親。同じような問題の作品だと、ほとんどが育ての親のような?
島で育った少年は、良き両親と祖母と暮らしていたが、実は里子でもうすぐ特別養子縁組…
長島大陸映画実行委員会