巴里の屋根の下に投稿された感想・評価 - 27ページ目

1930年代、有声映画(トーキー)登場期の作品。軽やかな音楽をバックにしたサイレント部分も残しながら、物語を台詞で紡いでいく方法を構築していった過程が見える。

お話自体はしょうもないが、冒頭のクレ…

• #2017_kankan_boy

フランス映画初？のトーキー映画として知られる作品。その後に続く、いわゆる詩的リアリスムの源泉ともなった映画でもある。

冒頭、パリの街並みを空から映し、徐々にカメラを下降させ、そこに生活する人々を映…

サウンド映画(特に会話)に対して懐疑的な意見持つルネ・クレールらしく、セリフは最小限に、音の活用はあくまで芸術的な表現としてというのがよく伝わって来た。

物語性は、だいぶ低い。やっぱり、芸術性重視…

ルネ・クレール監督作。

パリの下町情緒を叙情的に描き出した詩的レアリスム出発作。パリの街頭で楽譜を売る青年・アルベールは、ルーマニア出身の美女・ポーラと出会い、ひと目惚れする。ある日、ひょんなこと…

ルネクレール監督初のトーキー。
会話がところどころしかない。
何が起きているのかわからない部分もある。
しかし、多分、大事なとこほどサイレントにして、役者の眼、表情、しぐさ、また、小道具などで見せる…

1930年のフランス映画。30年はサイレント映画時代とトーキー映画時代の境目だと思うので、観る前からこの映画はトーキー映画が誕生したばかりの頃の作品だという認識だった。
なので、映画にサイレント映画…