まめだいふく

チャタレイ夫人の恋人のまめだいふくのレビュー・感想・評価

チャタレイ夫人の恋人(1955年製作の映画)
3.0
 完全自己満足でお送りする不定期企画『レビュー0件映画を鑑賞してみた』
 これはFilmarks内で未だレビュー投稿のない作品をあえて鑑賞し、レビューを書いてみようじゃないかという、無謀かつ誰得な企画です。

 とりあえずのルールとして、Markされていても、レビュー欄が空欄だったり、あったとしても「記録」や「過去鑑賞」のような、レビューとは言い難い内容の書き込みもレビュー無しとみなします。

 さて、今回鑑賞した作品は……
 『チャタレイ夫人の恋人』 LDで鑑賞。
 1955年 フランス 恋愛   先客6名様

 〈注意!〉掲載されているあらすじは間違っています。これは1991年度のイタリア版の『チャタレイ夫人の恋人』のあらすじです。本作の正しいあらすじは以下。

 イングランドの広大な敷地に建つ豪邸に住むチャタレイ夫婦。何不自由ない暮らしをしているように思われる二人だが、夫は戦争で受けた傷のせいで下半身不随。車椅子生活を余儀なくされていた。
 ある日、妻が敷地内の森を散歩していると、森番として夫に雇われているメラーズという男性と出会う。
 メラーズの逞しい肉体に魅入られた夫人は、その日以来、夫の目を盗んではメラーズに会いに行き、逢引きを繰り返すという日々を過ごす。
 以上が本作のあらすじ。

 本作の原作となった小説は、性的描写が緻密過ぎて、小説家で翻訳家でもある伊藤整氏が翻訳したものは裁判になり、発禁処分を受けたという。
 原作は相当なものなのかもしれないが、この映画ではさほど過激な性描写はない。しかし、半身不随で子作りができない夫が、自分の跡継ぎ欲しさに妻にとんでもないことを要求する場面は、別の意味で過激すぎてびっくらこいたな。時代が時代なだけに、そのような考え方もあるのかも知れないけど。

 因みに本作、今のところFODで配信されており、見放題とのことなので、契約されている方がいたらご覧になってみてはいかがだろうか。そして是非レビューを‼
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