20ドル札に描かれた実在した英雄。
奴隷として生活していたハリエットタブマンは主人の死をきっかけに逃げ出すことに成功。彼女は逃げついた先の街で奴隷制度に抗う地下組織にたどり着き、命をかけた救出作戦を何度も成功させて、後に多くの命を救うことになった。
僕はハリエットについて知りたいと言う気持ちもあり、この映画に興味を惹かれました。
まずこの時代の衣装が好きで、華やかな映画の数々で見た豪華な服は憧れを感じるようなものでした。
そんな同じ時代にあった出来事。影の部分というか、こちらも事実であり知っておくべきことだと思いました。
すごい恐怖や屈辱の中でも勇敢に生きた人々。実在した人物なんて信じられないほどの功績をあげたという生きた伝説。
ラストに流れるエンディング曲 Stand Upは主演女優のシンシアエリヴォが歌っているのだけれど力強くも優しい彼女の歌声で紡がれる意思のこもった歌詞には鳥肌が立ちました。
僕はこの手のエンディングで心情を描写してくる映画に弱いのですがモロに刺さりました。
アカデミー賞主演女優賞、歌曲賞を獲った彼女の演技と歌はぜひ聴いてほしいです。
彼女は三浦春馬の件についてもコメントをしてくれており、世界に認知された俳優なんだなと別件でも感動しました。
