オーウェン

ハスラーズのオーウェンのレビュー・感想・評価

ハスラーズ(2019年製作の映画)
3.0
ストリッパーたちが自分の体を駆使して金を稼ぎ出していた2007年。
ところが2008年のリーマンショックによって、一気に苦しい生活へ。
しかしそれでもまともな生活をする金持ちたちにターゲットを絞り、酒を飲ませカードで引き出しまくるという計画を実行する。

冒頭でストリッパーたちがポールダンスを披露するのだが、そこにジェニファー・ロペスが妖艶なダンスを見せつける。
驚きの50歳で仕上げてきた体によって、カリスマのような雰囲気。

そこに新人のデスティニーは魅せられ、ストリッパーとしての技を教えていき次第に友情が生まれていく。

結果的に犯罪行為なのだが、喝采というよりは自重しろよと言いたくなる暴走ぶりが始まる。

ストリッパーしかできないのならば、それに基づいた金儲けかと思いきや、単なるキャバクラの延長みたいなことでは物足りない。

前半の踊り子描写の方が面白くて、後半はやたらと泣きが多くなるのも何だかね。
ただジェニファー・ロペスの貫禄は見事だった。
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