ストリッパーたちが自分の体を駆使して金を稼ぎ出していた2007年。
ところが2008年のリーマンショックによって、一気に苦しい生活へ。
しかしそれでもまともな生活をする金持ちたちにターゲットを絞り、酒を飲ませカードで引き出しまくるという計画を実行する。
冒頭でストリッパーたちがポールダンスを披露するのだが、そこにジェニファー・ロペスが妖艶なダンスを見せつける。
驚きの50歳で仕上げてきた体によって、カリスマのような雰囲気。
そこに新人のデスティニーは魅せられ、ストリッパーとしての技を教えていき次第に友情が生まれていく。
結果的に犯罪行為なのだが、喝采というよりは自重しろよと言いたくなる暴走ぶりが始まる。
ストリッパーしかできないのならば、それに基づいた金儲けかと思いきや、単なるキャバクラの延長みたいなことでは物足りない。
前半の踊り子描写の方が面白くて、後半はやたらと泣きが多くなるのも何だかね。
ただジェニファー・ロペスの貫禄は見事だった。