ポスト・アポカリプスのmaykoのレビュー・感想・評価

劇的なドラマがあるわけではないけど、つい目が離せず、一気に観てしまった。この余韻、私は好きです。
明解な物語があるわけではないので好みは分かれそう…あと人が心の弱さでどうとでも死んだり生きたりすることに実感があるかないか、ってことでも違いそうです。
弟の姉への度が過ぎるほどの執着も、姉が不意にやってきた若い男に惹かれるのも、閉塞的な環境で容易にそうなりそうだとわかる"タブー"で、多くは語られないけどこの映画の湿度を高めていたなと思います。