「監死カメラ」のスタッフが再集結して送る心霊ドキュメンタリー。
監督:寺内康太郎・賀々贒三
「研究」
1960年代の中国で撮影されたという映像。
なにやら死体のようなもので実験のようなことをしている。
この死体の正体はなにか?
そもそもこれが死体であるという前提から疑うべきである。
こう考えてみてはどうだろうか?
死体のような特殊メイクをした人間が横たわっているだけだ、と。
「K-FILE 3」
菅野くんシリーズ第14弾くらい。
菅野ファンを"菅野の活動を支援する数少ない好きもの"と称するのめっちゃすき。
天体マニアの梶原さんというまるで天体マニアっぽくない薄っぺらな言動にわくわくしつつ取材はすすんでいく。
そして突然はじまる「Kanno's Kitchen」。
料理はふつうに手慣れている様子。
明らかに1人前以上はあった親子丼を平らげたあとお菓子とシュークリームを食べる菅野。
完膚なきまでのデブ飯である。
そのついでのように映りこむ謎の存在。
女性らしき人物がアブダクションされる様子も収められているが、サイズ感がおかしい。
浮き上がっているあいだずっと両腕をパタパタさせてるの、めっちゃかわいい。
「変異する動画ファイル」
ドライブレコーダーで撮影された映像。
再生するたびに映像が刻々と変化していく。
散々映像をみせつけたあと「これを見ると事故にあう」という事実をつきつけてくる。
寺内康太郎のひねくれた性根がよくあらわれている。
「KATORの怖い話3」
キンタ主演の学生映画ドラマ。
3本撮りの3本目だったのか、心なしか老けているようにみえるKATOR氏。
しかしその実態は、まさかの「魔術堂」PRドラマであった。
「ゴースト 〜愛ゆえに〜」
とある家庭の玄関先に設置された監視カメラの映像。
大根芝居の夫婦があらわれる"パーフェクトな没ネタ"。
しかし"なにかしらの可能性"を感じて取材をおこなう。
そしてそこには、驚くほど薄っぺらい感動物語が待っていたのだ。
柴犬がかわいい。
総評
「帰ってきた!監死カメラ」もこれにて完結。
またネタが溜まったら帰ってくるのかな。
2024ー旧005