ジョージ・ミラー監督が千夜一夜物語からインスピレーションされたお話を映画化⁉︎スタートダッシュ💨でぶっ飛ばして行くかと思いきや全然違った。もっと物語を聴いて想像を侍らせる大人なお伽話だった。
ナラトロジー学者のアリシアはトルコの骨董市で購入したガラス瓶に幽閉されていたジン🧞を解放してしまう。お礼に願いを３つ叶えるとジンは言うが…
お話は二部構成。ジンが語る自身の過去3000年の物語と後半はジンとアリシアのこれからの物語。ジンの語る過去を聞くアリシアとアリシア自身の物語を観て聴く私達。
私は前半のシンの過去のお話の豪華絢爛さと世界観に目を奪われました。アフリカ〜中東〜東欧とジンが入った瓶は移っていくのですが、それぞれ人種、言語、文化などかなり忠実に再現されているように見えました。監督のこういうちゃんと世界を創り上げる丁寧さが好きなんだよなぁと再認識しました。
