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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジのarinのレビュー・感想・評価

4.5
ブロマンス(英語: Bromance)とは、2人もしくはそれ以上の人数の男性同士の近しい関係のこと。性的な関わりはないものの、ホモソーシャルな親密さの一種とされる[1]

以上、ウィキペディアより引用。

前作に続き、エディとヴェノムが同じ体内でイチャイチャする映画である。仲良く喧嘩するふたりのやりとりが楽しいブロマンス映画です。
親しき仲にあると、礼儀はおろそかになってしまうもの。慣れ親しみすぎて仲違いしてしまった二人の行方はどうなってしまうの……というテーマをホラーチックなビジュアルで描きます。

タイトルにもある「カーネイジ」のキャラ造形がいい感じです。
巨体で、豪腕で、柔軟で、敏捷というヴェノムの最強属性に狡猾な凶悪殺人鬼の人格をミックス。
ヴェノムの黒に対し真紅の肉体、背中からは尖端にブレードのついた触腕が伸びており、見るからに強そう。
カーネイジの寄生する連続殺人鬼を演じるのはウディ・ハレルソンで、ウディの出演した「ナチュラル・ボーン・キラーズ」を思わせるシーンも多数あります(制作側もわかってやってる、絶対)。

クレジット後のサプライズは、本当のサプライズ。夢が叶った。妄想していたことが現実になった!
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