キャトラーズ

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジのキャトラーズのレビュー・感想・評価

4.8
今日コレが追加されて27日には
ファー・フロム・ホームと
ノー・ウェイ・ホームも見放題配信だぜ。
マジでアマプラ入ってて良かったわ、
大盤振る舞いだで。

焦らすことなくスラスラ進んでいって
2作目の映画ってよりドラマの2話って空気感で
大変観やすいね、この感じ心地良いのよ。

ヴェノムシリーズの最大の魅力は
トム・ハーディのコメディ演技が
観れるところにあると思う。
トムハといえば無口で寡黙で
ずっとイライラしてて吐息で会話するイメージ、
あとは時々粗チンさらしてインスタで柔道してる。
トム・ハーディが明確にコメディやってたのは
2012年「ブラック&ホワイト 原題This means war」を
最後にメッキリ無かった。
(「レジェンド 狂気の美学」の弟や
「欲望のバージニア」のラストダンス、
「ダークナイト・ライジング」の
フゴフゴ言ってて何言ってるか
聞き取れないゴリラは除く)

「ブラック&ホワイト」についても
〝今までで一番難しい作品だった、
コメディと普通の演技との切り替えが大変〟
とインタビューで語っていた覚えがあるので
今こんなにも全力で笑わせてくれることを
ファンとして心から感謝するよ。
(数年前のインタビューで
〝やっとエベレストを登りきったから
降りてもう一度登るよりも
降りた先で最高のビーチを探したい〟
というような話をしていて
俳優引退しないかヒヤヒヤしてたけど
今作のラストのように「ヴェノム」シリーズが
彼にとってのビーチならば本当に嬉しい限りだ)

にしてもここ最近のトム・ハーディの顔
若干不細工になったよなぁ。
前のギラついて野生味溢れる感じが無くなってしまった、
アレが最高にエロくてカッコ良かったのに…
今は隠居したおじさんみたいや…

俳句やら和尚やら日本の話が多かったな。笑

バイクもトライアンフからドュカティに乗り換え、
まあぶっ壊されるけど。
ドゥカティのフルカウル好きなんだよなぁ、
トムハにはトライアンフの方が似合ってたけどね。
あと隙あればウィリーするなコイツ。笑

犯罪者カップルの逃亡劇=ボニー&クライド
なんだろうなアメリカでは。
映画ではいつもこの例えが出る。
あんまり嫌いになれないんだよね、この二人。
コイツらもコイツらで可哀想やなって、
序盤の若い頃の二人が役者は別なのに
声は一緒だからウディ・ハレルソンの声が
ジジイ過ぎてめちゃくちゃ違和感があったわ。笑
あと女の方は時々サミュエル・ジャクソンみたいな
演技する時あって笑ってしまった。
相棒観てた時に高橋一生似の俳優が
高橋一生みたいな演技してたの思い出したわ。

トムハとミシェル・ウェリアムズのタッグ
結構良いよな。呼吸が合ってて
どちらも片方に圧されることなく
同等に演技を組み合ってる。
さすがヒース・レジャーの嫁や、
他作品での演技も力強くて良いし
セクシーな中にキュートさがあるよね。

にしても展開が1作目とほぼ同じで最高なんだよね。
これこそ理想の2作目だよw
ここまでのビックバジェットで
こんなにもベッタベタな続編ないぞww
4作5作ぐらいやってほしいね、
本人も楽しそうだから尚更。

学生時代レポートに書いたほど
好きなトム・ハーディなので
考えてたより書き過ぎたが
こんなに面白いと思ってなかった。
映画館で観りゃ良かったわ、
やっぱり好きは形にしないと。
次作もユーモアたっぷりに演じてくれよな、
アンタはいつまでも憧れの漢だぜハーディ兄貴。
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