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0線の女狼群のmingoのレビュー・感想・評価

0線の女狼群(1960年製作の映画)
3.7
去年か一昨年の新東宝祭りで観た「海豹の王」の三輪彰監督作品。誰も知らんやろ。何度かヒロイン小夜子を救いに来る正義感の強い佐伯がかなりケンカに弱くて単なる足手まといにイライラするし、売春組織にけっこうガチで弄ばれる小畑絹子が可哀想でなかなかきつい。それでも親友みちこを電車で田舎へ見送るシーンの小畑絹子の顔面が美しすぎてウッてなった。ラスト悪の親玉丹波哲郎にリベンジを果たす女狼たちの全力石投げには笑う。落とされて感電死する丹波のシーンは野村芳太郎の傑作「東京湾」を思い出した、、、B級ノワールというかCいやD級ノワール。
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