夜遅い上映時間しかなくて、諦めようかと思ったけど
妥協せずに行って本当によかった。
熱いお味噌汁を飲んだときみたいに
身体の臓器がじわっと温かかくなる感覚があった。
相手への思いやりが強いからこその感情の衝突や
ストーリーの温かかさに、自分の体温と同じくらいの温度の涙が出た。
正直であることは、ときに人を傷つけてしまうこともあるんだな。
そらちゃんが自転車の練習をしているシーンは
社会で生きる迅と渚の姿を連想させるようで
涙が止まらなかった。
彼らのこれからの人生が、自分の行きたいところへ自由に漕ぎ進めて行けるといいな。
個人的に夜はネガティブ思考なのだけど
映画見終わったあとものすごくスカーッとした気持ちで清々しかった。
月明かりが眩しい明るい夜であったことも
映画の続きを観ているようであった。