あしからず

禁断の惑星のあしからずのレビュー・感想・評価

禁断の惑星(1956年製作の映画)
4.0
観終わると分かるけどびっくりするほどジャケと映画の内容が合ってない。ロビーよどうした。
それはともかくこれは正に理想の古典SF映画だった。美女とロボットと特殊効果、そしてアダムスキー型UFO・・・。
一見B級映画だが、フロイトの提唱する精神構造のイドを絡めて奥行きを出しているのもグッとくるし、アシモフのロボット三原則を用いたりロボットの名前がロビーなのもSFファンの心を掴んでくる。

常に露出されているアン・フランシスのカモシカのような生脚が眩しい。
衣装はロビーが作ってるという設定なのだけど常にファッショナブルなミニスカートで非常にいい仕事をしている。
ロビーもR2-D2など現在のロボット達に影響を及ぼしておりデザイン性が高く、オークションで6億で落札されたのも納得。

アン・フランシスとロビーのモノクロのオフショットも最高にクール。美女とロボットの組み合わせが大好きなの絶対手塚治虫の影響だと思う
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