サトミン

Karwaan(原題)のサトミンのレビュー・感想・評価

Karwaan(原題)(2018年製作の映画)
3.8
初めて飛行機で映画観ました!
その記念すべき一作は。。。
どれにしようか迷いました。
新旧50作品以上の選択肢。
よし、未公開で日本上映も予定がない作品にしよう。
選んだのが、インド映画。
個人的に好きな傾向なロードムービーだから。
それと、今まで観たインド映画が魅力的だったから。
KARWAAN。。。和訳すると何だろう?から始まった。
日本に帰ってから調べてみると、キャラバンらしい。
なるほど、キャラバン隊のようにも見れる。
この映画、レビューがないので、参考になるかもと思い、登場人物の背景を書きます。(普段は書かないのですが)
アヴィナーシュ(主人公。IT企業で悶々とした生活。父の遺体回収に出発)
ショーカット(アヴィナーシュの友人。サラ金に追われてる)
ターニャ(アメリカかぶれの高校生)
アヴィナーシュのお父さん(息子に現実的な仕事を選ばせる。実は息子を思ってのこと)
病院で出会った女性(ショーカットに好かれる。終盤思わぬ展開が)
作品の中での展開は、ゆったりとした川のよう。そうは言っても、小さな物語がたびたび登場する。
個人的に感じた部分は、親が子を思う気持ちと子が親を思う気持ちは、後で気づくものであるということ。
アヴィナーシュの親子の心の機微は、いつの間にか、アヴィナーシュとターニャとの心の機微と対称となっていく。
父が自分に対しての小言が、ターニャに対しての小言と同じだったと気づき、アヴィナーシュは、一皮むけた人間になったのでしょう。
サトミン

サトミン