eye

誰もいない部屋のeyeのレビュー・感想・評価

誰もいない部屋(2019年製作の映画)
3.6

"誰もいない部屋" (2019)

>誰もいない部屋を見ることは、誰にもできない

そうであったかもしれない現実は
そうでなかった現実を映している

そうでなかったはずの現実は
そうであったはずの現実を映している

そこに部屋はあるけど
そこに部屋があるだけ

私が見せている社会的な顔から
あなたが感じている私の顔まで

心はいつも曖昧

日々は淡々と映し出され
断片は内と外の境界線を観せてくれる

平凡な日常を飛び越えるのも悪くない

映画の中に作家がいる

そして

あなたがいる
eye

eye