KCIAって、韓国版CIAってことなのね。
ビジュアルだけ見ると、いつものマフィア抗争ものかと思ったら、事実を基にした韓国国家中枢の話で驚き。
確かに韓国は革命やら暴動やらクーデターやら、権力抗争によるゴタゴタが近年まで続いている。
朴正煕大統領暗殺の現場を生生しく描く。
大統領に次ぐ権力を持つとされていた中央情報部の部長の大統領との関係、軍部との軋轢による苦悩と葛藤。
そして運命の日を迎える。
決して派手な映画ではないが、ワシントン、パリといろんなロケをしているあたり、お金かかってるな…
ふとしたお酒のシーンで大統領と部長が、一言だけ日本語で話すのは何か意図があるのだろう…