Netflixにて
韓国の近代史上最大の事件であり、記憶にもある朴正煕大統領暗殺事件、しかも側近中の側近、KCIAのキム部長が主犯。
※朴正煕はパク・クネ元大統領の父親
当時日本でも大ニュースとなり、その後の軍事独裁政権誕生にも繋がった事件。
最近は全斗煥大統領時代の80年代の釜山暴動の辺りの黒歴史ものをよく見るが、朴正煕ものはめずらい。全斗煥については伏せ気味で、その後大統領にもなった当時の野党当主金泳三が、名前だけの登場だが、政敵としてフィーチャーされまくる。
ソン・ガンホの「大統領の理髪師」ではこの辺りの朴正煕から全斗煥への政権交代が理髪師目線で描かれるも、なかなかえげつない内容に驚いた。
本作は主犯のキム部長が正義の人としてえがかれてるのにも驚いた。エンドクレジットでの本人のリアル映像と音声は見物‼️
イ・ビョンホン起用、完全に客体化して主観描写皆無の真性ハードボイルド型の創り。
韓国映画凄いと思いつつ、そのカルチャーや政治は、戦前の日本の鏡のようでもある。
🇯🇵あのころはよかったなぁ。朴正煕
🇯🇵あのころはよかったです。キム部長
元来は大日本帝国軍の中佐だったことでも知られる朴正煕。日韓国交正常化を推進したことから、韓国では良くない意味で親日大統領とも言われる。そのため彼が映画に出て来ると日本語を話すことも多い。
普通に知らないことも多かったのでとても面白かった‼️
