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KCIA 南山の部長たちのAKIRAのレビュー・感想・評価

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)
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思想犯というのは、時代によって善悪が転じる場合があるし解らないものだ。
ただ、1人の人生のドラマとして、自分の理念を観念だけにとどまらず行動に出たという点は、善悪を抜きにして、エンドロール前の肉声からは彼の心中は清々しいものがあったかのようにも思えた。結果としてはその後も軍事独裁政権が続いたようではあるが。
それにしても歴史を学ぶのは肝心だと思わせられた。この前に「分断の歴史」というドキュメンタリーを観るまで隣国の話なのに大統領暗殺事件があったことも知らず無知が恥ずかしくなった。経済合理性のためでなく、世界を知るために勉強せねばと思った。
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