ガス

KCIA 南山の部長たちのガスのレビュー・感想・評価

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)
3.8
インサイダーズ再鑑賞後、同作監督の最新作だったので鑑賞。
主人公は軍事政権化でその権化と称された悪名高い組織•中央情報部のトップ。

派手なシーンは少ないながらも、シリアスで重厚なストーリーは硬派スパイ映画ならではの見応えがある。
史実で本人は「暗殺は民主化のためだった」と謳いながらも、本作では単に権力闘争からの縺れから発したものと描かれており、中央情報部長官だった主人公を是認しない所も魅力的。
鑑賞後の考察を通して、韓国政治史の勉強になるのもよい。
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