Aoi

KCIA 南山の部長たちのAoiのレビュー・感想・評価

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)
4.7
韓国民主化の歴史を知ろう!
第2弾 〜朴正煕大統領暗殺 (1979年)〜

映画の雰囲気が好きすぎて、普通に見入ってしまった笑
政治・金・権力闘争・諜報・告発などの要素が詰まった政治サスペンスで、あっという間の2時間だった。スーツの渋いおじさん達しか出てこないけど、その重い感じが最高。

内容はと言うと、政権の事実上のナンバー2である中央情報部のトップが18年の独裁政治を敷いた朴正煕を暗殺するという史実に基づいたフィクション。キム部長に正義があったように描かれているが、実際どうだったのかはよく分からない。軍部にあまり根回しをしていなかったことを考えると、感情に任せた部分が大きかった面もあるのかなというのが個人的な感想。
朴正煕の独裁政治に終止符を打つことは出来たが、これが軍部のクーデターを招き、光州事件の一端となってしまったのは悲しい。
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