くぅー

潜入のくぅーのレビュー・感想・評価

潜入(2006年製作の映画)
3.5
“死生決断”

»1998年に韓国を襲ったIMF(国際通貨基金)経済危機の中、港湾都市の釜山を舞台に、かつての相棒を麻薬王に殺されたことから一掃に命懸けの刑事と、混沌の中で成り上がりを目論む麻薬売人の壮絶な攻防を描く。

で、近くのレンタルDVD店で急きょ入荷で、やーーっと見れたって感じだったが…2006年の作品だけに、やはり色褪せ感は否めませんでしたね。

うん、序盤は邦画の仁義なき系を意識した感じで、悪くはなかったんですが…この後に洗練されていくエグさの同様の作品を見てるので、粗削り感しかなくて。

そう、つまらなくはないし、二人の熱演は買いますが、悪役が今一つで…登場シーンは少なくとも、エゲつなく存在感が半端ないキャストが欲しかったかなと。

にしても、このコンビは何年か後に『生き残るための3つの取引』で再タッグを組んでるので、そちらをオススメしたい。

なお、キャストでは、まずはリュ・スンボム…若かりし頃のハマり役の一つかと。
ファン・ジョンミン…頭角を現して来た頃だけに気合入ってます。
キム・ヒラ…紅一点で難役をこなしてます。
さらには、ベテランのイ・ドギョンにシン・ジョングンに、若きチョンウらのサポートにニヤリ。


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