シン・ウルトラマンのakinakiのレビュー・感想・評価

「ウルトラマン」でありながら「シン」シリーズであることもキッチリと描いた、東宝-スタジオカラー連携作品第二弾。「単なる怪獣モノ」の域を飛び抜けた緻密な世界観設定は流石といったところ。版権保有者の違うIPを扱いながら作家性という力技で世界観の「見なし統合」をするのがハリウッドのメディアミックス全盛時代における日本としてのオリジナリティということか。細かくは言えないがゴジラの着ぐるみ再利用のオマージュは一見の価値あり。