このレビューはネタバレを含みます
（私が幼い時からあまりウルトラマンに親しんでない人間だということを前提に）
「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン」が良すぎてそれだけでもう全部良い
私がたまたまウルトラマンよく分からん人間だったゆえに、逆に単純にフォーマットと浪漫を楽しめたなあ〜と思います
上位存在による種への攻撃 種族としての抵抗 人間への警鐘であり人間讃歌であり、でもやっぱりどこか「こんなちっぽけなもんぶっ壊したれ」の破壊願望も見える そこにどうしようもなく浪漫を感じました
種族的には私は人間の味方なんですが 完全に上位の存在にねじ伏せられる快感みたいなやつが……ある……これ駄目だろ 作中でザラブやらメフィラスやらヤバげなやつが言ってた思想だろ
山本耕史のメフィラスが良すぎなんよな〜〜〜〜！！！ こんな完璧な人外を演じる人間、寄生獣のときの東出昌大以来じゃない！？！？
ちょいちょい挟む「〜〜か、ウルトラマン」構文が面白かったんですけどまさか「割り勘でいいか、ウルトラマン」が来るとは思わんでしょ 奢りは嫌いな言葉の一つだったんだろうな……
それにしたって神永さん、ガチの人間一年生の人に入れ替わられても気付かれないキャラしてたの？ 冒頭もう少しコミュ力ありそうだったけど 禍特隊の人たちが神永さんの内面に興味なかったんだろ 仲間って素直に言われるまで神永そんなに気にしてなかったんだろ 神永（真）がかわいそうだろうが
