思い出の影。
ウルトラマン。
銀色の巨人。
出だしからとてもいい。ツカミ最高。
テンポが相変わらずよく、めちゃめちゃ詰め込んである。
個人的には、平成ウルトラマンに思い入れがある。しかし、昭和ウルトラマンは間接的にしか知らない。
それでも、充分に楽しめた。エヴァぽさもあり、癖と新しさが気持ちいい。
けれど、人物たちのキャラは弱め。
あまりハマれなかった。とくに、長澤まさみのキャラ造形にハマれず。そのぶん、山本耕史はぴったりだった。
現代的な視点でウルトラマンを蘇らせたら、こんな脚本がベストなのだろう、という気迫、根拠はとても良かった。