庵野秀明版ウルトラマン。
ほとんどのBGMが昭和だったのが良かった。全体的にコメディ路線なのも良い！
もっと生々しい生物的な側面を強調したウルトラマンになるのかと思ったけど、普通だったので拍子抜けした反面、安心しました。
また、禍特対や政府、自衛隊の描き方はシン・ゴジラ風のテンプレートだったので慣れてしまいワクワク感は減少気味。
あと、B2爆撃機本当に好きだなぁと。あの攻撃の損害度から禍威獣はゴジラを凌ぐ強度の別次元の生命体であることが分かります。
効果音やスペシウム光線の手書き感も当時を思い出しグッドジョブ！
それに長澤まさみの変態的扱いはギャグ路線で良かったです。劇場に数人居たチビっ子達はどう思ったのか......。
詰め込み感は半端ないですけど、ウルトラQや初代ウルトラマンを観ていた・知っている世代は十二分に楽しめたと思います。
最後のアレなんてエヴァ風味もかなり入っていますが、庵野秀明のウルトラマン愛を感じる作品でした！
