私はウルトラシリーズを「ウルトラQ」から見ている世代なので、ウルトラマンを劇場の大画面で観れるというだけで嬉しくてたまらない。
タイトルも当時の雰囲気を再現してくれてて、それを見ただけでテンションが上がってしまうのだ。
怪獣のオンパレードもうれしい。
難解な用語で状況を早口で説明されてもさっぱりわからないのだが、それは流して観てもいいのだろう。
私の隣に小さな子供を連れた家族が来ていたのだが、お子さんには、わけがわからなかっただろうと思う。
当時でもウルトラマンは子供向けの番組だったのに、内容が妙に深いものがあって、怪獣とのバトルを楽しみにしている子には、つまらないものもあったように思う。
なので、後に怪獣のバトルだけを番組にした「ウルトラファイト」なるものも登場することになった。
特撮感を出すためにあえて昔の技法を使ってるとこなどは感動する。
スペシウム光線なんて今の技術ならもっとリアルにできるに違いないのだから。
ウルトラマンの背中のジッパーはなくなってたけど、腕や手のシワは着ぐるみスーツ特有のシワの入り方だった。これも再現なのだろう。
今回はIMAXレーザー版で観たので凄い迫力だったのだが、長澤まさみの顔がIMAXのスクリーン一杯にどアップで映るシーンが結構あり、毛穴まで見えるような映像に圧倒された。
あれって本人が見たら嫌じゃないのだろうか。